2011年01月01日

北坑渓古道−1

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【写真説明】2011年年頭、我々が目指すのは、台湾有数のスーパー林道司馬限林道を辿り雪覇国家公園内雪見森林遊楽区の入口付近の「二本松」である。日本時代からの地名がそのまま残る。記事タイトルの北坑渓古道の南側入口に当たる。司馬限林道へは、苗栗県大湖郷と泰安郷の郷堺に検問所を持つ苗栗県郷道61号線経由で入る。左写真二枚は検問所付近の様子、右写真二枚は、司馬限林道途中の指導標。

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2011年01月08日

北坑渓古道−2

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【写真説明】丸田砲台入口ゲートの脇には廃棄された民家がある。最初はここら辺りが二本松駐在所跡ではないかと考えていたのだが、このゲートから暫く入った先に設えられたブログ本文記事にある「丸田砲台文史紀念館」がその跡地だという説明を見たことがある。左写真は砲台跡へのゲート。右二枚はそのゲート脇に残る民家と民家の住所を示すプレート。

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2011年01月15日

北坑渓古道−3

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【写真説明】砲台が置かれていたであろう地点が中央写真。左右両側の写真はそこに設置された砲台の由来を説明した案内板二基。以下はこれら二基の案内板の日本語部分(雪覇国家公園管理処に依る)だが、砲台の由来とそれが原住民とどう拘っていたかが簡潔に纏められているのでそのまま全文を紹介したい。尚、砲台がどのような場所に置かれたかをイメージし易いように、本ブログ左側メニュー「古道俯瞰図」の「苗栗県の古道」→[2]のダイヤグラムを追加した:

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2011年01月22日

北坑渓古道−4

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【写真説明】丸田砲台付近の点景。左二枚は戦備施設遺構。右写真は、台湾総督府「專賣局」の刻字面の樟林地界標。

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ラベル:台湾 台湾古道
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2011年01月29日

北坑渓古道−5

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【写真説明】本古道の冒頭の記事で「入口辺りでお茶を濁そうという魂胆である」と書いたにも拘わらず、未だその入口にさえ辿り着けていない。今回やっとその機会に巡り合せた。

以前少し触れたが、全長33キロ(左写真の里程標)に渡って台湾古道のモデルコースとして整備された北坑渓古道であるが、毎年襲う台風に為す術が無い。2007年の暮に入口付近に立つ警告板(右写真)は撮影されたのだが、毎年繰り返されるその後の台湾各地の台風に依る被害状況を考慮すると、この警告板が取り外されたということはまず有り得ない。要は、侵入禁止と言っているのだ。

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ラベル:台湾 台湾古道
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2011年02月05日

北坑渓古道−6

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「北坑渓古道−4」で丸田砲台から天狗部落と大安渓を展望した後、その天狗部落に降りてそのまま大安渓沿いに下り卓蘭に抜けた。このコースは嘗て地図を眺めていて「雪見」、「二本松」の地名を見付けてどうにかして辿り着きたいものだと冀い、台中県東勢方面から入り辿ろうとしたもので当時は河川敷で水害後の大護岸工事をやっており大安渓沿にどう遡上すればいいのか見当が付かなかった。その記憶があったので、本当に東勢方面に抜けられるのかどうか不安だったのだが、すんなり行った。

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2011年02月12日

北坑渓古道−7

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【写真説明】左写真は苗栗県泰安郷象鼻村付近の大安渓に掛かる象鼻吊橋、同写真右側が上流、同村の大安(テモクボナイ社)・永安部落(マビルハ社)(同写真左岸側)と象鼻部落(右岸側)とを結ぶ。日本時代にも同地に鉄線橋が掛けられており、その橋柱が現在のもののすぐ隣に現存しているのには全く驚かされた。それが中央写真、「大安」までは読めるがその下には恐らく「橋」と刻まれていたものと思われる。右写真は同吊橋上から象鼻部落方面。写真に写る山の稜線が象の頭を想起させると思うのだが、俄かには判じ難い。

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