2006年07月23日

六亀特別警備道(扇平古道)−1

Kodou-1.JPG【写真説明】東海道第四十一宿「宮」に相当すると思われる駐在所遺構。同時に鳴海下山(標高1,372メートル)の山頂でもある。ここで無造作に捨て置かれたDai Nippon Brewery(大日本麦酒)の欠けたビール瓶を見付けたが、これは明らかに最近の山行者が掘り起こしたものをそのままにしておいたもの。実際、各地に残る日本時代の駐在所跡から一番多く「出土」するのは当時のビン類である。化粧品の容器まで出て来るという台湾側の報告を読んだことがあるが、こんな山中に婦女子までを同伴していたのかという驚きが報告の裏側にありそうだ。それぐらい現代人から見れば途方も無く山深い地まで理蕃道を開鑿したということである。
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2006年07月25日

六亀特別警備道(扇平古道)−2

Kodou-2.JPG【写真説明】六亀郷竹林の後方に聳える美[土/龍]山(標高1,385メートル)の頂上。竹林は高雄県有数の温泉地である宝来温泉の東側斜面上方にある村落、宝来温泉から直接上がる道路と小関山林道を辿る二つの方法がある。小関山は台湾百岳の一座、小関山林道の一部は嘗ての六亀警備道である。理蕃道上には原住民の蜂起を抑制する為に砲台が置かれるのが普通だった。美[土/龍]山付近にも嘗て砲台が置かれていたらしいが具体的な場所は判らない。但し、写真右側に位置する山林を分け入っていくと古道の遺構(簡単な石累)が僅かに残存しているのを確認出来た。
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2006年07月26日

六亀特別警備道(扇平古道)−3

Kodou-3.JPG【写真説明】網子山頂上=東海道第四十三宿「四日市」駐在所跡。広々とした跡地は山行者にとって絶好の休憩所を提供している。樹木はすべて戦後生い茂ったものである。写真右側奥に三角点がある。台湾の他の殆どの三角点がそうであるように網子山頂上の三角点も日本時代に埋め込まれたものである。ここでは写っていないが写真右後方には駐在所の遺構である低い石塁が取り巻いている。
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2006年08月01日

六亀特別警備道(扇平古道)−4

Kodou-4.JPG【写真説明】東海道第二十二宿の名を冠した藤枝国家森林遊楽区の中の一風景。高雄県では有数の観光地、週末には観光バスが多数乗り付ける。但し最近は台風に伴う大雨で閉園に追い込まれることが多い。園内に藤枝駐在所の遺構が残る。この遊楽区は石山林道、出雲山林道の入り口でもあり両者とも中央山脈南一段への登山道であり同時に嘗ての理蕃道の一部を形成するが、これらも崩壊することが多くしばしば入山を制限される。写真はオオタニワタリである。日本では観葉植物であるが台湾では山中ごく一般に見られ若い葉は食用に供され台湾料理の一つ。藤枝の名はこの外に部落名、山名として今でも残る。
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2006年08月04日

六亀特別警備道(扇平古道)−5

Kodou-5.JPG【写真説明】扇平森林生態科学園内に残る旧京都大学演習林場場長宿舎。戦後、「五木斎」と名付けられ今でも使われている。この他に明らかに当時の建築物と明確に言えるものは園内には最早少ない。台風等に因る大雨で科学園に到る林道が崩壊、しばしば閉園に追い込まれ園内は荒れており、林業試験場から科学園へと衣替えしたにも拘わらず一般大衆へのアピール度は年々減じているように思われる。従来は入園に際し定数に依る団体予約が義務付けられ、且つ入山証の取得が必要であったが、現在は両者とも要求されない。園内には一般行楽客を対象とした宿泊施設も併せ持つ。
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2006年08月12日

六亀特別警備道(扇平古道)−6

Kodou-6.JPG【写真説明】扇平森林形態科学園の中に残る「キナ」の樹。ペルー原産のこのアカネカ科の樹皮からマラリアの特効薬「キニーネ」が精製される。日本時代は「規那」の表記も。現在の台湾では「金鶏納樹」の音訳が当てられている。現在も園内に様々な丈のキナが残るが、成長しキニーネの精製に充てられるのがどの程度の大きさのものなのか私では全く想像が付かない。南方進出を目論んだ当時の日本にとってはキニーネの確保、即ちキナの栽培は戦略課題であった。戦況の進展と共に当時最大のキナの栽培地であったジャワ島等から日本への輸送が困難になるにつれここ旧京大演習林場扇平苗圃でのキナの栽培の重要性は非常に高くなる。戦後も当地は林業試験所六亀金鶏納試験場と名を換えてキナの栽培が暫く引き継がれた。
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2006年08月16日

六亀特別警備道(扇平古道)−7

Kodou-7.JPG【写真説明】東海道五十三次への最後の拘泥。写真は「森山」気象站又は測候所。「鳴海」山(第四十宿:標高1,411メートル)と「御油」山(第三十五宿:標高1,476メートル、写真左奥の一番高い山)の鞍部にある。木の柵はこの簡易の測候所を囲んでいるように見えるが、実は駐在所遺構を忠実に囲んでいるのである。駐在所の正面、即ち玄関は写真右側、門柱を受ける小さな土台が二つ見える。写真では見えにくいが、左側柵の奥には別な一辺約1.5メートル程の四角の柵が設けられており、祠が安置されていた場所と思われる。
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2006年09月10日

六亀特別警備道(扇平古道)−8

Kodou-11.JPG【写真説明】高雄十名山の一つ、旗尾山(標高318メートル)の山頂。写真左下後方に、自然石の上に立つ「昭和十四年二月十一日建立」の銘を持つ「旗尾山祠」が見える。表、裏とも摩滅が激しく又落書きも多い。後方の建築物は涼亭と呼ばれる展望台。旗山、美濃両鎮を360度カバーする最高の展望所である。現在山行者に旗尾山と呼ばれ三等三角点を持ったこの山、台湾の地形図上には標高のみ記載され山名の記載がない。地形図上では、この山頂から北に延び旗山鎮と美濃鎮の境を走る山群を旗尾山と総称しているようだ。
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2015年08月08日

六亀特別警備道−9

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【写真説明】高雄市茂林区、ルカイ族が集中する同区の入口に位置する茂林村(マガ社)は六亀警備道の最南端になる。今回掲載した写真は、同村の北側に位置する南真我山と更に北側の真我山間の稜線上で撮影した六亀警備道の現状と、既に約百年を経ても当時の精緻な工法を今に伝える警備道両端を補強する石塁である。本ブログ掲載写真は480x360ピクセルで統一されているが、今回は600x450ピクセルの縮小で掲載した。尚、「真我」はそのまま「マガ」と日本語漢音読みす可き。
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2015年08月15日

六亀特別警備道−10(マガ社)

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【写真説明】高雄市茂林区茂林里茂林村は、ルカイ族旧マガ社(現代漢音表記は「瑪雅」)が母体、大津から荖濃渓支流濁口渓に掛かる大津橋を渡り茂林区に入ると最初に通過する村である。その村の最高点にキリスト教信浸会があり、そこから山側を辿る姿沙里沙里歩道(ズシャリシャリ)が真我山への登山口である。但し、そのような表示は現地には一切無し。知る人ぞ知る登山口であり、台湾のネット上でやっと見付け出した。その入口から数百メートルの高台に茂林生態公園が敷設されているが、荒れ放題、恐らく2008年のモーラコット台風以降、そのような惨状に帰したのだと思う。
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2015年08月22日

六亀特別警備道−12(土山駐在所?)

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【写真説明】南真我山登山口は当初は真我山登山口と勘違いしていた。この登山口から南真我山頂上まではほんの五分程度である。同登山口は平坦地で、且つ石塁が残るので筆者が勝手に日本時代の駐在所跡地と特定したに過ぎない。当たらずと雖も遠からずか?
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2015年08月29日

六亀特別警備道−11(南真我山)

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【写真説明】真我山登山口に至るには、茂林生態公園への数百メートルの道路を起点とした急勾配の農道を延々と辿る必要がある。一般車両は侵入禁止なので法律に忠実な輩は約五キロと想像されるこの道路を歩き通す必要があり、茂林村から真我山を目指すハイカーはそうしている模様だ。この農道は一本の単純な九十九折では無く、途中多数箇所で分岐しており、その分岐点ごとに、農道に沿った畑に栽培されているマンゴーの樹木に下がった登山布条(左写真例)を注意深く探す作業が必要だ。中央写真はコンクリートが敷かれた農道、やがて右写真のような土石が露出した路面に替わると真我山へ至る稜線も近くなる。
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2015年09月05日

六亀特別警備道−13(南真我山基点)

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【写真説明】左写真並びに中央写真は南真我山山頂、標高810メートル、このような山まで熱心に登り詰める台湾人ハイカーの登山に対する熱意に頭が下がる。。。それ程に何の変哲も無い大地の隆起点である。その頂上から六亀警備道を擁する真我山、網子山方面を望む。同写真奥に二つの山塊が重なるが手前が真我山、その奥が網子山(旧四日市駐在所)である。尚、同写真手前に写るのは、真我山登山口へ至る農道から分岐した別な農道であり、南真我山―真我山の稜線直下に沿っているが、旧警備道を襲ったものかどうか?は不明。
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2015年09月12日

六亀特別警備道−14(坂下駐在所?)

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【写真説明】南真我山山頂から真我山登山口間は約二キロ程度だと思うが、その間はこの二座の稜線東側に沿って伸びている。その間、一箇所、農道脇に平坦地があり石塁が残るので、筆者の方で便宜的に駐在所跡地と推定しておいた。左写真は、真我山登山口に向かって延びる農道と同写真左手前に空いた駐在所跡地と思われる平坦地への入口。中央写真はその平坦地の様子。右写真は駐在所遺構を思わせる平坦地内の石塁。(続く)
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2015年09月19日

六亀特別警備道−15(真我山登山口=六亀警備道南段入口)

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【写真説明】真我山登山口も南真我山登山口と同様、農道脇に口を開けているが、南真我山登山口が筆者が駐在所跡地と推定した平坦地になっており誰でもそれと判るが、真我山登山口は、農道脇の藪の僅かばかりの切れ目から侵入するような塩梅なので、予めネット上で公開された写真のイメージを頭に入れておかないと、判然としない。左写真はその登山口の現況、中央写真は登山口を示す赤のペンキで塗られた農道脇に置かれた石塊。但し、登山口たる藪を潜り抜け登山道にに入った途端、旧警備道であることはすぐに判る。右写真はその警備道たる登山口付近の風景。農道と警備道が最も接近している様子は看て取れるが、何故、その地を登山口としたか?は判然としない。(続く)
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2015年09月26日

六亀特別警備道−16(関駐在所?)

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【写真説明】筆者が駐在所跡地と推定した石塁の残存状況。左写真は、右側が真我山頂上に向かう六亀警備道、左側が駐在所東側を囲む石塁。中央写真は、南側と東側を囲む石塁。右写真は、駐在所北側を囲む石塁で最も残存状況が良かった。西側を囲む石塁は判然とせず。市販地図では真我山頂上北側最初の駐在所跡地が亀山とされているので、関駐在所跡と推定。
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2015年10月03日

六亀特別警備道−17(真我山)

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【写真説明】真我山頂上と三角点。眺望は全く効かない。十年前初めて六亀警備道に足を踏み入れた時、警備道を北側から辿り、この頂上まで辿り着いたような印象を持っていたが、当時の撮影した写真に残っていないので初登と云うことになる。繰り返すが、「マガ」山、ルカイ族マガ社に因む。(続く)
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2015年10月10日

六亀特別警備道−18(亀山駐在所?)

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【写真説明】左写真は、真我山頂上を北側に暫く下ると現れた駐在所跡地と思しき石塁。中央の小道が現在の登山道で、筆者の背中が北側、五公廟方向。中央写真は、五公廟後方の小峰、北真我山と推定される頂上付近に設置された電波発射塔。右写真はその発射塔北側の警備道脇に露出している、これも駐在所跡地と思しき石塁。
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2015年10月17日

六亀特別警備道−19(五公山農道入口)

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【写真説明】左写真は六亀特別警備道核心部への最も簡便なアクセスを提供している(今現在は「提供していた」と過去形である)五公山農道入口の道標になる省道27号線21キロ付近、荖濃渓左岸、筆者の背中が大津方面、六亀方面を向いている。大津方面から来ると、中央写真に写る六津(六亀−大津)橋を渡り切った右側に口を空けているのだが、約十年振りぐらいに同地を車で走った時は、そのランドマークである六津橋を渡ったことすら気付かず、引き返し得て来て、橋が掛け替えられたのを発見した次第。
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2015年10月24日

六亀特別警備道−20(扇平林道)

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【写真説明】高雄市茂林区に属する扇平生態科学園はモーラコット台風以降閉園状態が今でも続く。六亀警備道へのアクセスとしては最も安全な自動車、扇平林道が確保されているが、省道27号線が約九十度に折れ曲がった部分に出入口を持つので判りにくい。進入禁止の標示が数箇所あるが、約十年振りに辿った時、この標示は現時点でも有効であるとの知見無し。
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2015年10月31日

六亀特別警備道−21(扇平林道)

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【写真説明】今現在扇平林道を辿ると、途中、モーラコット台風に拠る傷跡が確認出来るが、修復作業は完了したように見受けられ、快適に高度を上げて行くと、全長10キロの中間点にやや足りない距離に、森山派出所が現れる。標高482メートル。以前は確か既に遺棄されていたような記憶があったのだが、署員にそのことを尋ねるとずっと現役だった由。ここは同時に検問所で、筆者が到着した時には、丁度林道を遮る閉まったゲートが開きつつあり、一台のレクサスが降りてくる所だった。それで筆者の車もてっきり通してくれるのかと思いきや、遮られてしまった。あれは生態園区の所員だとこと、同園区の一般への開放は未だとの説明を受けた。その署員にお茶を振舞わられる。右写真は林道を鋏み派出所向かい側に設けられた、サイクリスト休憩所。「鉄馬」とは自転車で、台湾で台湾島内を巡るサイクリングがブームになってから産まれた単語である。因みに何故日本風の「森山」か?十年前に「森山測候所」に行き当たった時にも考察したが、未だに回答が出ていない。(終わり)
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2016年06月25日

六亀特別警備道−22:藤枝国家森林遊楽区

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【写真説明】恐らく藤枝国家森林遊楽区入口(右写真)まで乗り入れている自動車道の一部は未だに修復中(左写真)でかなり歩かされるだろうと覚悟していたら正にその通りだった。遊楽区入口に至るまでそのまま工事中の自動車道を三キロ弱歩かされる。それが嫌であれば、自動車道途中に出入口が設けられている遊歩道(中央写真;右奥に写るのが東藤枝山)に入り小山を一つ越える方法がある。この遊歩道も園区の一部ではあるが、入園せずに歩けるようになっている。筆者は往きは後者を帰りに前者を選んだが酷く疲れた。園区入口から更に園区外側を走る林道を歩かされ、民家を一軒横切り、やっと秘密の園区入口(下掲写真)に至る。同写真に写る二基の立札は、林務局に依る罰金六千元の公告。
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2016年07月02日

六亀特別警備道−23:「岡部」

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【写真説明】藤枝国家森林遊楽区内のすべての案内板は左写真のようにモーラコット台風以降の閉園の為に黒のビニールでカバーされている。中央写真は、岡部分遣所と東藤枝山頂上間に敷設されている木製階段、同遊楽区内にも同様の階段が敷設され遊楽客の便宜に供している。右写真は、第二十一宿「岡部」分遣所跡地。
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2016年07月09日

六亀特別警備道−24:東藤枝山

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【写真説明】左写真は東藤枝山山頂(標高1,804メートル)南側の二階建て休憩所。台湾原住民族(この場合、ルカイ族・ブヌン族と謂うべきか?)の石板屋の意匠。中央写真は頂上北側の廊下と眺望台。廊下はそのまま東藤枝山北側稜線沿いの遊歩道に繋がり、そこから六亀特別警備道の残存部になるのだが、実は同写真に写る廊下の下も正真正銘の同警備道だ。右写真は眺望台下にある三角点。
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2016年07月16日

六亀特別警備道−25:六亀特別警備道藤枝段

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【写真説明】左写真は東藤枝山山頂北側から始まる六亀警備道藤枝段起点付近、「西施花」と名付けられた遊歩道と重なっている部分。中央写真は同じ警備道部分を東藤枝山山頂を背にして撮影した。ハイカーが写り込んでいるので、この警備道部分の道路幅が非常に広いことが判る。これら二枚の写真に写る路側の石塁は日本時代のもの。頂上から稜線伝いに警備道兼遊歩道を緩やかに下ると、それら二本の分岐点に出会う。右側が遊歩道、稜線伝いに敷設されている。左側が六亀警備道、稜線西側に開削されている。下掲写真は、上掲右写真の指導標の拡大写真、筆者が藤枝国家森林遊楽区内で初めて目にした同警備道の指導標である。
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2016年07月23日

六亀特別警備道−26:「鞠子(丸子)」

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【写真説明】左写真は、六亀警備道と西施花歩道分岐点から北側に警備道を辿ると警備道はすぐに下りに掛かるが、その下り部分の石段。同写真正面が東藤枝山山頂側。中央写真は丸子分遺所跡地を示す指導標、分遺所を「Police Station」と英訳してある。右写真は丸子分遺所跡地。空き地以外の遺蹟は見当たらず。
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2016年07月30日

六亀特別警備道−27:六亀特別警備道藤枝段−2

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【写真説明】繰り返すが、筆者がこれまで踏査済みの六亀特別警備道古道部分の中で、丸子分遺所から府中分遺所間は白眉である。西側谷側と東側山側の石塁の残存状態は見事である。無論、国家森林遊楽区内の遊歩道として整備されているのも大いに手伝っているのは否定しない。大正五年(1916年)の開通から、正に百年、この段を歩くとその歴史が匂い立つようである。今回はそのような雰囲気が醸し出されていると筆者が自画自賛している三枚を選んで掲載した。尚、林務局の国家森林遊楽区の解説では、全長65キロの警備線(隘勇線)上に五十三箇所の「分駐所」と四箇所の「監督所」が置かれたとあるが、ウィキペディアでは「分駐所」は「分遺所或いは駐在所」と言い換えられている。分遺所が正しいと思う。下掲写真は、古道上に設けられた排水溝、古道保存の為の方法例。
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2016年08月06日

六亀特別警備道−28:「府中」

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【写真説明】左写真は、六亀特別警備道藤枝段の終点(起点)「府中」分遺所跡地を示す指導標と分遺所への階段。中央写真は同分遺所跡地全景。左写真の石段を登り切った場所、即ち西側からの撮影。右写真は中央写真にも写る跡地内に残る建築物遺構。
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2016年08月13日

六亀特別警備道−29:六亀特別警備道藤枝段−3

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【写真説明】左写真は六亀特別警備道藤枝段の北側終点、警備道自体は同写真奥に延びているのだが、遊歩道が横切る地点で立ち入り禁止となる。同写真右側は、警備道脇に沿い設けられた側溝遺構、中央写真は、その側溝遺跡を明瞭にする為に、遊歩道東側から警備道終点越しに西側を望んだもの。右写真は警備道終点に建てられた警告標示。下掲写真は、警備道と併行して稜線上に設けられた西施花遊歩道の一部。
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2016年12月31日

六亀特別警備道−30:「大津」

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【写真説明】左写真は台湾小百岳の一座尾寮山登山道途中から望んだ六亀特別警備道最南端「大津」に到る警備道を抱合する稜線、同写真下部に写る河(濁口渓)から立ち上がる山稜の最高点が南真我山、頂上直下に第四十九宿「土山」分遺所があった。そこから同写真左下方向、稜線伝いに警備道は開鑿され、最下点が大津である。中央写真はその最下点部の拡大写真、濁口渓に渡された大津橋右側に集まる建築群は茂林国家風景区ビジター・センター、その下に写る赤い屋根は大安禅寺と呼ばれる廟堂、大津分遺所跡地と思しき場所。右写真は同じく尾寮山登山道途中から望むルカイ族マガ社と真我山、第四十六、四十七宿「亀山」、「関」分遺所付近。
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