【写真説明】三枚の写真は現代の八通関、日本時代の発音は「はっつうかん」である。左写真は古道途中にある観高駐在所跡付近から望んだ八通関と玉山。同写真右側のドーム状の大岩塊が主峰(標高3,952メートル)、その左の尖峰が東峰(同3,869メートル)、その下の連続した草原の小山の向こう側が八通関、右下側の崩れ落ちた崖が金門[山/同]大断崖。中央写真はその崩れ落ちた崖上付近の八通関の風景、同写真右側に写る山は郡大山(標高同3,278メートル)。右写真は八通関中央、溝状のものが走っているのが見えるが、八通関駐在所遺構である。後方の稜線は玉山北峰(同3,858メートル)へと続く。いずれの写真も2月に撮影されたもの。
八通関は古くは八同関とも表記されていたそうだが、台湾ツオ原住民族が玉山、或いは玉山一帯をpantounkuaと呼び慣わしていた為その音訳とされている。現在では玉山とは別に八通関山(台湾百岳37号:標高3,335メートル)が、八通関を挟むような格好で玉山と対峙しており、八通関そのものは玉山東側に展がる広大な鞍部、大草原である。(>(メルマガ「台湾の声」2005年4月26日掲載分の一部を改編)次回へ続く...)
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