2024年04月06日
『水の古道』獅子頭圳-2:「獅子頭圳三幹線進水門」
【写真説明】先ず、左写真は、四本の圧力鉄管を通じて落とされ発電を終えた水の放水口を発電所構内から撮影(2006年撮影)、現地では「尾水道」と呼ぶ。筆者の背中が発電所。中央写真は同じ尾水道を発電所構外(明治四十二年竣工記念碑と発電所正門の中間点南側の小橋)から撮影(東向き;以下全て2019年撮影)、その真逆側、即ち西側に獅子頭圳幹線最初のコンクリート構造物、四連の水門があった。当該水門上に「獅子頭圳三幹線進水門」のプレートが嵌め込まれていた。さて、これをどう解釈するか?因みに、同じ水流に対し発電所構内では放水と呼ばれ、構外で新しい機能をコミットし進水と呼ぶ。候補は二つ、第三幹線、或いは三幹線(一括)。。。もう一度この獅子頭圳幹線・支線配置図を見て欲しい。十穴まで幹線の分岐は無い、詰り後者の解釈が多分正しい。下段中央写真は、進水門を東側から撮影、右写真はその四連門を越した獅子頭圳最上流の荒々しい水量と水流、これが当該水圳の第一の特徴である。
最後に既出のダイヤグラムの更新版は以下の通り:
B)カテゴリー「獅子頭圳」投稿記事のタイトルとエピソード対比
C)B版拡大図(続く)
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