【写真説明】二回目の大津段踏査の際辿ったルートを三回目も忠実に辿った後、水口分遣所跡地、南真我山山頂、更に土山分遣所跡地を確認した。大津、草津、石部間は赤色ビニールテープが張られる形で旧警備道に沿う登山道は確保されていたが、石部-水口-南真我山(筆者が嘗て頂上直下を土山分遣所跡地と推定)間は乏しい布条(登山用マーカー)に頼るしかなかった。それでも旧警備道部分は左写真に見るような路側石が残存している部分があり、目指す南真我山の方向は明確だった。分遣所跡地遺構は草津、石部と同様特筆すべきものは無かった。中央写真はハイカー、或いは警備道踏査チームに依って掘り出されたもの、右写真は分遣所跡地と推定される平坦地。(続く)
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