【写真説明】大磯分遣所跡地は小関山林道約12.5`地点、立地は平塚と全く同じだと言えるが、更に林道に隣接している(左写真は筆者の背中が林道起点側、左側土手から進入)。これも平塚と同じだが、旧警備道と思しき跡を辿る(中央写真、右側が林道側)。平塚跡地と比べると藪から解放されており、嘗て畑地、恐らく林務局の「苗甫」(花卉樹木の苗育成所)として利用されていた可能性は平塚より更に高いと予想する(埋込パノラマ写真参照)。但し、遺構の残存状況は平塚に比べると見劣りがする。右写真の中央部に写る石塁が唯一の駐在所遺構かと思われた。(続く)
【関連する記事】
- 六亀特別警備道−61:第49宿「土山」(2)
- 六亀特別警備道−60:第49宿「土山」
- 六亀特別警備道−59:第50宿「水口」
- 六亀特別警備道−58:第51宿「石部」
- 六亀特別警備道−57:第52宿「草津」(2)
- 六亀特別警備道−56:第52宿「草津」
- 六亀特別警備道−55:第53宿「大津」(3)
- 六亀特別警備道−54:第1宿「品川」(2)
- 六亀特別警備道−53:第1宿「品川」
- 六亀特別警備道−52:第12宿「沼津」(2)
- 六亀特別警備道−51:第12宿「沼津」
- 六亀特別警備道−50:林務局護管所(廃棄)
- 六亀特別警備道−49:第11宿「三島」
- 六亀特別警備道−48:第10宿「箱根」
- 六亀特別警備道−47:第9宿「小田原」
- 六亀特別警備道−45:第7宿「平塚」
- 六亀特別警備道−44:第6宿「藤沢」
- 六亀特別警備道−43:小関山林道
- 六亀特別警備道−42:第28宿「見附」(3)
- 六亀特別警備道−41:第28宿「見附」(2)