【写真説明】平塚分遣所跡地も大磯分遣所跡地も、小関山林道の起点を背にして左側(西側;右写真右側土手)にあり、林道に隣接していると云う表現でも良いぐらいの距離しか無い。但し、藤沢跡地の三角点のようなマーキングがあるわけではないので、GPS座標無しで探し出すことは困難だ。平塚分遣所は林道約13.5`地点、林道から入り込んだ地点が実際の跡地より北側だったので、暫く林道沿いに警備道の痕跡と思われる部分を南側に歩かされる羽目になった。跡地は山側だが平坦地、以前は畑地として利用されていたのではないか(前述の警備道痕跡も農道跡かもしれない)と思わせるような茅が大勢を占める立地である。石塁の丈が高い分遣所遺構はかなり良く残っている(埋込パノラマ写真1とパノラマ写真2を参照;中央写真はパノラマ写真2に写る石塁の拡大図、両遺構は別棟)。(続く)
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