【写真説明】前回投稿で三大古道の本来の共通起点であろうと筆者が考察する「水道」に関し少し触れることにする。現在の正式地名は嘉義県竹崎郷龍山村水道頭である。妻の実家から歩いて行ける距離である。ここには所謂老街がある。手元の地図帳には「水道頭老街」との記載がある。又、ネット上で「水道檜木老街」と云う呼称を目にした。通常老街という場合、市街地の中の繁華街に多く、日本時代の建築物が中心になるが、水道老街は延長百b程の県道166線脇の路地のイメージだ。その老街の一本道、つい最近まで歩いたことが無かったし、水道が冠せられた地名であることを知ったのは更に新しい。上掲の三枚は「水道」が実際に確認出来るバス停(左写真)、中央・右写真は老街の中で見掛けた「水道」の文字。下掲左写真は老街を西側入口から望んだもの。中央写真は老街東側入口から望んだ。同写真に写る土手は日本時代建造の牛稠渓左岸の堤防跡だと思われる。右写真は台湾自来水公司の竹崎浄水場(正式には「第五区管理処竹崎営運所」)脇に設営された阿里山国家風景区に属する文峰ビジターセンター、同写真に大きく写る山は大坑山(標高1,026b)、以前は良く登られていたらしいが、今は登山道は荒れ果てている模様。この大坑山に付いては後の投稿の中で触れる予定。(続く)
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