2019年09月07日
『水の古道』八奨渓義渡−7:道将圳−4
【写真説明】【「道将圳−3」追記】その後機会あり再度嘉義市指定古蹟の芳草橋を探しに出掛けた。グーグル・マップで「芳草橋」を検索しても代わりに芳草公園と全家(ファミリーマート)芳草店が出て来るだけだが、「嘉義市 糯米橋」で検索すると見事に行き当たった。ところで、筆者自身は台湾内にはまだ五万と糯米橋は残存していると勝手に想像していたが、グーグル・マップで検索すると、嘉義市のものも含め全国で僅かに四箇所だけだ。これは驚きの発見、嘉義市がこの現代自動車道の下敷きになった小さな橋を古蹟扱いにするのも納得出来ると云うものだ。前回の調査時は、道将圳取水口から流れ出した所謂幹線に掛かる橋を取水口から二つだけ追い掛けた。暑い一日で徒歩で確認出来るのはそれが精一杯、最初の架橋が福安宮横の道将圳橋であり、二つ目が無名橋であった。糯米橋は、この無名橋より東側ワンブロックだけ離れた場所に別の道爺圳が走っており、そこに架橋されていた(左写真)。幹線は水が滔々と流れているが、こちらは水の流れ自体が無し。幹線に対する支線?糯米橋の部分は北側側面が僅かに確認出来るだけ(中央写真)、南側は完全にコンクリートに埋もれているが、嘉義市東区芳草里の誇りらしく色鮮やかな意匠に取り巻かれている(右写真)。(終り)
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