【写真説明】長源圳探訪を終えると直ぐに竹林村の市街地に戻り文昌国民小学校を目指した。目的は前回の投稿で訳出した長源圳所縁の碑を探し出すことである。紹介文原文は、「立有碑文於竹林村文昌國小東南側之水上」。小さな街故、同小学校は直ぐに見付けられた(左写真)。これも郷道55号沿線に在る。さて、悩ましいのは紹介文の「小学校東南側」の解釈である。学校構内に在るのか、然も無くば学校に隣接しているのか?或いは、学校から離れているとするとどのくらいの距離か?最初と二番目は暫く歩き回り、収穫無し。諦めて、郷道55号線を南側、市街地方面に歩き出したら直ぐに見付かった(中央写真)。これも同郷道脇、確かに小さな水路上(右写真)に、コンクリートで小屋掛けされていた。当時は「長源[氵/卑]圳」が正式名称だったことが判る(下掲写真)が、何故碑文が白ペンキで塗り潰されているのか?とか、何故碑正面が道路とは反対方向を向いているのか?或いは、碑文そのものは何が書かれているのか?等々、今は答えを用意出来ずにいる。(終り)
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