2018年10月13日
八通関古道竹山段−14:「竹山郡役所」
【写真説明】左写真は前回掲載した写真と同じ前山路と集山路交差点を時計台を背にして撮影した。手前のビルが竹山郵便局、奥のビルが南投県政府警察署竹山分局、「元標」案内板の紹介通り、日本時代に郡役所が鎮座していた場所である。これらのビルの裏手に廻ると郡役所時代の遺物が良く残っている。その代表は「椰子防空壕」(中央写真)と名付けられた文字通り立派なヤシが起立した防空壕跡で市内各地にコーヒー色の指導標が掛かる。その周りには日本時代の家屋が様々な補修状態で残り、元々の住人の役職が伺い知れる。右写真はそのような家屋の中から今は住人も無く朽ちるに任せたままの日本家屋。下掲の写真は、これも「元標」案内板紹介中にある、冬筍小売店、撮影したのは2016年1月。ところで、筆者は先に「元標」紹介文を先に読み、それから探索を開始したわけではない。元々「元標」すら偶々行き合わせたものだ。(続く)
この記事へのコメント
コメントを書く