2018年08月25日
八通関古道竹山段−7
【写真説明】清代八通関古道社寮段の中でも蜈蚣崙と呼ばれる両脇から樹木が覆い被さる狭い稜線上の山道、日本風に言えば、ムカデ坂と謂う雰囲気だろうか?「崙」は維基詞典(Wiktionary)にも出ているが字義の解説が無い。音からしてくねくねした稜線がイメージされる。それだから「蜈蚣嶺」と置き換えたのだろう―と云うのが筆者の初期の考察、その後G博士に「崙」の意味を聞いたら、台湾語の漢音訳で平坦の意、納得。この稜線上には幾つかアトラクションがあり、今回の記事は少しでも狭い稜線とムカデを連想出来そうな景観を選んでみた。社寮段の核心部である。中央写真は「犂壁石」、右写真は「観音石」と名付けられている。(続く)
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