2017年05月06日
古油井歩道−10
【写真説明】『古油井歩道−6』の下りを一部採録する:「この終点は記念碑広場と呼ばれ、工殤記念碑、即ち殉職碑が建つ。元の碑は日本石油時代のものではないかと勘繰ってみたが、固より戦後のもののようだ。その広場にもう一基現代油井の鉄塔が立っているが、これら二基の油井、もう操業を停止しているようだ。」古油井歩道の最高点にして終点である記念碑広場の風景二枚を掲載した。右写真は地上ケーブル軌道の終点である。全長一キロに満たない古油井作業道の紹介に十回を割いたが、旧日本石油株式会社の敷地内外にまだまだ日本時代の遺物は残る。例に依り駆け足の探索だったので漏れているものは幾らでもあるはずだが、筆者の目に触れたものを追って二三紹介する予定である。(続く)
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