2017年04月29日
古油井歩道−9
【写真説明】最後に出会うのは第29号油井。開坑時間は1923年(大正12年)8月25日、廃井時間は1974年(昭和49年)年8月4日。第18号油井と同じ頓鉆式(C式)。歩道が平坦になった見通しの良い場所にあり、丁度その横に立つバス停を思わせる建造物と合さり興趣をそそる。第29号油井の鉄製遺物は第18号油井のそれと同じく「井心」であることが判る。陳列館に実物(下掲写真)があった。「鑽井生産(Drilling & Production)」のパネルが掲げられていたので、要は油田開鑿の為のドリルと云うことであろう。(続く)
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