2017年04月15日
古油井歩道−7
【写真説明】前回記事で述べたように、古油井歩道上には三基の古油井が残されている。最初に出会うのが、第18号油井。竹藪の中に朱色の流線形の鉄パイプが覗いている(左写真)。出来るだけ近くまで踏み入ってみたが、鉄パイプ下部の全文字は判読出来ず(中央写真)。傍には、台湾の熱帯雨林故苔生した案内板(右写真)が敷設され、以下の基本データが列記されている:開坑時間・完成時間・深度・海抜・加深開坑時間・加深完成時間・深度・廃井時間・鑿井方式・動力来源・封井原因。開坑時間は1922年(大正11年)7月22日、廃井時間は1936(昭和11年)年5月31日。後五年もすれば百周年である。(続く)
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