2016年08月27日

『水の古道』曹公[土/川]−9

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【写真説明】オリジナル開鑿の曹公旧[土/川]が今現在どうなっているか?を市販地図で見当を付け、鳳山市街地を貫く省道1号線を東に少しばかり辿り、成功路から入ってみた。台湾鉄道屏東線後庄駅近くで撮影したもの。左写真は曹公旧[土/川]を渡る成功橋の袂に建てられていた簡易地図、地図右側に曹公[土/川]の記載がある。中央写真、並びに右写真は曹公旧[土/川]の光景。道光年間開鑿の灌漑水路の今の姿である。

実際、現在の曹公[土/川]が新制高雄市の何処を網羅しているか?はネット上に該当地図は幾らでもアップされているが、蜘蛛の巣のような塩梅である。行政区域としてはウィキペディア(日本語版無し)に列記されているのでそのまま拾い出すと次の通りとなる;大樹区、大寮区、鳳山区、烏松区、仁武区、大社区、林園区、楠梓区、左営区、三民区、苓雅区、新興区、前金区、小港区、前鎮区。この内、楠梓区以降が旧高雄市に属し、残りは旧高雄県管轄区域だった。曹公[土/川]創建時の高屏渓右岸からの入水口([土/川]頭)は、当時の姿を留めたまま、大寮区に残る。

又、元々は灌漑水路として開鑿された独立した水路網を曹公[土/川]と呼んでいるのではなく、その後水路網を拡大した一大水路系の総称が今現在の曹公[土/川]であり、以下の五水路系を抱合している。即ち、曹公旧[土/川]、曹公新[土/川]、鳳山[土/川]、大寮[土/川]、林園[土/川]、であり、台湾市販地図上ではこれら五大水路系の表記になっている。曹公旧[土川]が道光年間開鑿のオリジナルの曹公[土/川]であり、日本時代に新たに開鑿したのが曹公新[土川]と云う筆者の理解である。モーター起動の吸い上げポンプの設置、水路のコンクリート化も日本時代に行われている。

以上、百科辞書的説明である。(続く)
posted by 玉山 at 00:00| 台北 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 『水の古道』曹公[土川] | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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