2016年07月23日

六亀特別警備道−26:「鞠子(丸子)」

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【写真説明】左写真は、六亀警備道と西施花歩道分岐点から北側に警備道を辿ると警備道はすぐに下りに掛かるが、その下り部分の石段。同写真正面が東藤枝山山頂側。中央写真は丸子分遺所跡地を示す指導標、分遺所を「Police Station」と英訳してある。右写真は丸子分遺所跡地。空き地以外の遺蹟は見当たらず。

六亀特別警備道藤枝段は、森林遊楽区内で整備された総延長は東藤枝山山頂から北側約1キロに過ぎない。東藤枝山南側直下の休憩所となっている岡部分遺所跡から同山頂上までの階段遊歩道を加えても、1.6キロ、約2キロ弱である。但し、この短い距離の中に三つの分遺所が置かれていたと云う事実だけで、六亀警備道上の分遺所(このブログでは大概駐在所と呼んで来たが)の「密集」振り、つまり原住民に対する管制の苛烈さが判る。

前回投稿記事で紹介した警備道と遊歩道の分岐点から警備道に入るとすぐに下りになり、日本時代開削そのままの石段が現れ、下り切ると程なくして右手山側に第二十宿「丸子分遺所」の指導標が立っている。その指導標をそのまま山側に設けられた短い石段(これも日本時代開削時の物)を登るとちょっとした空き地に出る。そこが分遺所跡地で、稜線に沿い設けられた遊歩道の西側直下となる。空き地に代表される空間だけが当時の遺物であり、その他の遺物は見当たらず。

丸子を過ぎると高度のアップ・ダウンは殆ど無いままに、警備道は開削されている。約800メートルで第十九宿「府中」分遺所跡地に至るのであるが、この間は、古道としての六亀特別警備道全線中の白眉である―と思った。(続く)
posted by 玉山 at 00:00| 台北 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 六亀特別警備道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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