【写真説明】左写真は、標高1,111メートルと数字の並びが頼もしい具馬奴山頂の様子。拓けているが展望は全く利かない。中央写真は三等三角点。右写真は大漢林道11.5キロ付近から望んだ具馬奴山西側、同写真右手前下方が旧古華跡。
とにかく、2015年の投稿を最後まで詰め、仕上げる為に。一回の投稿で済ませられる内容を強引に二回に分け、帳尻を合わせることにした。さて、何故今回この山を紹介することにしたのか?
具馬奴とは、漢字の字面だけでは何の意味も無い。台湾人がこの字面を北京語でいじくり回しても意味不明なのは、屏東の他の山々の表記も同じである。具馬奴を北京語読みしてしまうと、「じゅい・ま・ぬ」に近い音になるが、これを「ぐ・ば・ぬ」と日本語読みにすると、「コワバル」に通じる。『台湾原住民族資訊資源網』では古華部落のパイワン語ローマ字表記は「Kuabar」、「瓜巴爾」の漢音訳が充てられている。(終わり)
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