2015年10月24日

六亀特別警備道−20(扇平林道)

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【写真説明】高雄市茂林区に属する扇平生態科学園はモーラコット台風以降閉園状態が今でも続く。六亀警備道へのアクセスとしては最も安全な自動車、扇平林道が確保されているが、省道27号線が約九十度に折れ曲がった部分に出入口を持つので判りにくい。進入禁止の標示が数箇所あるが、約十年振りに辿った時、この標示は現時点でも有効であるとの知見無し。

もう一本、六亀警備道への主要道は、五公山農道と同じく省道27号線上、殆ど六亀に接した地点に入口を持つ扇平林道、全長約十キロである。こちらは林道と呼ばれているが、終点には一般に開放された広大な施設である扇平生態科学園があり、モーラコット台風で影響を受けたとしてもまさか然程長期間閉鎖されているとは思いが及ばず、確かに林道入口付近には入園禁止の表示が複数掲示されていたが、撤去作業を惜しんでいるのだろうぐらいしか考えなかった。

扇平とは日本時代からの呼び名である。日本に一体幾つぐらい同地名があるのかは分らないが、相当存在するはずで、その読み方は、オオギダイラかオオギヒラ、つまり両漢字とも訓読みしていると推測される。台湾の扇平―嘗て京都帝国大学演習林場があり、大東亜戦争中、マラリアの特効薬、キニーネ精製の為のキナの樹栽培基地だった―は、センピンと音読みだった。

筆者にとって、扇平は、懐かしく哀しい;京都新聞、トナ社(高雄市茂林区多納村)、「高砂族奉公部隊」。。。読者にはもう一度、過去投稿記事の「六亀特別警備道(扇平古道)−5」、「六亀特別警備道(扇平古道)−6」、「六亀特別警備道(扇平古道)−7」を読み返していただけたら嬉しい。力作だと自画自賛している。

何時まで扇平生態科学園の再開放が始まるのか?それまで、ここにアクセスするには、同園の職員の車に同乗させて貰うか?六亀警備道の遥か南側、南真我山の稜線伝いに北上、四日市、鳴海経由で、同園の最高部に位置する森山簡易測候所まで辿るしかない。

因みに、この森山測候所は日本時代の駐在所跡を襲ったものだが、六亀警備道に関心を持ち始めた約十年前には、ここの宿場名を特定出来ていなかった。第三十九宿、池鯉鮒である。(続く)
posted by 玉山 at 00:00| 台北 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 六亀特別警備道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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