2013年04月05日

苗栗獅山古道−4

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【写真説明】上段左写真は、獅山古道最高点の望月亭と苗栗県・新竹県境界碑、獅頭山頂上へ至る登山道を背にして撮影。獅尾登山口からここまでの古道は新竹県側で、古道は同写真右側の境界碑の袂から獅頭山南面を降りていく。中央写真は県境碑の拡大、中華民国48年(1959年)に建てられたと刻まれているが、碑自体の立派さから見て、元々は日本時代建立の別目的の碑ではなかったかと筆者は考えている。右写真は獅頭山三等三角点、こちらは正真正銘の日本人に依るもの。

下段左写真は、獅頭山頂上にある標札の一つ。このブログでは獅頭山の標高を492メートルで統一してきたが、台湾のネット、出版物等では491と492が混在している。同写真はその一例。頂上には簡易測候施設、正式には「中央気象局・自動雨量測報システム・獅頭山自動中継站」がある。右写真は獅頭山頂上―望月亭間から獅頭山南面を舎利洞越しに中港渓と南庄方面を俯瞰。中港渓は、最後は苗栗県後龍鎮と竹南鎮の境界を形成し台湾海峡に流れ込む。同写真の白い斑点は油桐花である。4月30日撮影。このブログでも以前書いたことがあるが。。。台湾では五月に開花の最盛期を迎える油桐花は今や苗栗県の専売特許みたいな観を呈しているが、実際は台湾全土に分布する。日本時代に採油の為に盛んに栽培を奨励された結果だというのを何処かで読んだのだが、出典を俄かには探し出せず、申し訳なし。(続く)
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posted by 玉山 at 00:00| 台北 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 苗栗獅山古道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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