【写真説明】上掲左写真は頂上稜線にて。独特な山の楽しみ方をする台湾南部人が担ぎ上げた道具群。中央写真は頂上稜線から、現在のカサギザン社、即ち佳義村越しに高屏平野から台湾海峡、地平線を望む。右写真は笠頂山山頂の様子。下掲左写真は三等三角点、右は稜線下の登山道の様子。
カサギザン社紹介の最後の記事は笠頂山についてである。標高は僅かに659メートル、頂上に通ずる路線は五本あり、真ん中の三号線は謂わば直登コース、体力的な難度が一番高いとされる。この三号線がカサギザン社跡を縦断しているのだ。登山口と頂上の標高差は400メートル程度、私は最初40分程度で登れるのではないかと高を括っていたのだが、1時間半近く掛かってしまった。
人気の秘密は「台湾小百岳」の一座であることも関係していよう。それと、頂上に至る稜線から高屏平野、高雄市街地、とその先の台湾海峡と地平線、恐ろしく豪華な眺望だ。それ故、台湾小百岳に選定されたと思う。台湾小百岳の選考条件については、以前私の別ブログ「台湾百岳について−6」で書いたことがある。山容が特殊で展望が良いこと、交通の便が良く、登山道が整備されていること、更に、台湾各都市近郊に位置していること等々。。。
これまで登山者が担ぎ上げた椅子、テーブル、テントが頂上に通ずる稜線上に所狭しと並べられている。物を拵えそれらを喰いながら談笑三昧を尽くす為の道具で、これも以前書いたことがあるが、南台湾特有の山の楽しみ方だ。台湾南部の中低級山とそこをせっせと歩く台湾南部人の魅力を理解する為には、一度はここら一帯を隈なく歩く可きだとは思うのだが。(終り)
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