2011年07月02日

パイワン族秘道−44:クスクス社−4

Kodou-720.jpg Kodou-721.jpg Kodou-722.jpg Kodou-723.jpg

【写真説明】左写真はクスクス歴史穀道の様子。二枚目は古道途中に設けられた展望所。その展望所から現在の高士村越しに太平洋が見えた。それが三枚目。同写真右奥は嘗て66名の宮古島島民が漂着した八瑤湾。「パイワン族秘道−39:クスクス社」で縷々と記した、宮古島島民は如何にして山中にさ迷い殺害される羽目になったか?の視覚的な回答がこの写真である。彼らはまずクスクス社に迷い込んだのだ。

さて、古道の総延長は丁度1キロ程度、大した急坂もなく、休憩無しだと半時間程で歩き通せる。緩やかに登ってきた古道が平坦に代わるとカーン、カーンという金属音が聞こえてきた。何か作っているらしい、展望所のような小型の工事を思い浮かべた。

やがて古道脇に俄か階段が設けられており、そこが終点だとグ君が言う。右写真はその階段を登り切った場所。自動車道に出会った。高士国民小学校から上がってきたものだ。これが「自動車でも行けるのに。」の意味であった。

自動車道を横切ると更に粗末な階段が付いており、その階段を登り切った高台に小屋掛けしてあるのが、神社跡である。(続く)
posted by 玉山 at 00:00| 台北 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | パイワン族秘道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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