2010年11月20日
挑塩古道−5
【写真説明】左写真は、銅鑼サイクリング・コースの北側起点を南側に進むとすぐの場所にある虎頭[山/(土欠)]古道の入口。ここには祠(土地公)があり、地元の年配の方の憩いの場になっている。中央写真はその降り口下から覗いた古道の様子。同じように石を敷き詰めた状態の古道は約100メートル程丘陵を海岸側に下り、やがて自動車道と合流する。右写真は台湾海峡を望む丘陵地帯に植えられた茶畑の中を走るサイクリング・ロード。
挑塩古道と虎頭[山/(土欠)]古道は今は「銅鑼サイクリング・コース(銅鑼自行車道)」という自動車通行禁止の贅沢なアスファルト道路で結ばれており、その間の距離は凡そ2.5キロ。丘陵地帯の断層面に沿って設けられているので、通霄方面、並びにその先の台湾海峡の眺望を堪能しながらの快適な歩行、或いはサイクリングが出来る。
これらの古道に到るには、高速1号線であれば三義インター、3号線なら通霄インターからアクセス出来る飛牛牧場を経由して、道路上の標示板を頼りにしながら九華山大興善寺を目指す方法(丘陵地帯に西側から取り付く)が一番簡便だ。自動車道が坂道にかかり出すとやがて挑塩古道の入口を示す、塩を担ぐ人をデザインしたモニュメントが現れる。他方、虎頭[山/(土欠)]古道の方は西側から入ることも出来るが、途中の道が複雑で指導表も親切とは言えないので、銅鑼市街から指導標に従いながら銅鑼サイクリング・コースを目指す方法(丘陵地帯に東側から取り付くのが便利だと思う。>(メルマガ「台湾の声」2009年1月12日掲載分『苗栗県の古道』の一部を改編):「挑塩古道」了
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