2008年10月11日

玉山古道(新高山歩道)−10

Kodou-279.JPG Kodou-280.JPG Kodou-281.JPG
【写真説明】左写真は麟趾山山腹から鹿林前山(鹿林山天文台)方面を振り返ったもの、実に気持ちの良い草原の中の登山道である。中央写真は麟趾山山腹にある池塘、写真奥の尖峰は関山。左写真は麟趾山山頂、玉山前峰に始まる玉山連峰の眺望を遮るものは一切無いが、残念ながら主峰は西峰の上にほんの僅かに頂を覗かせているに過ぎない。同写真で草が払われ地肌が露出している部分は防火帯。

[鹿林山−随一の玉山展望台]-4
これまでの鹿林山を巡る一連の記事では、省道18号線脇の鹿林山登山口−鹿林山荘−鹿林山頂上−鹿林山・麟趾山鞍部−タータカ鞍部の順で筆を起こしたが、これらを巡るのに決まった順序は無く、アクセスも上東埔駐車場、或いは、塔塔加ビジター・センターからの方が体力的にも負担が軽い。但し、一日たっぷり時間を取る必要がある。まずは、ビジター・センターに立ち寄りパンフレットを入手、コースを確認することを薦める。

加えて、玉山山塊のパノラマを高い確率で楽しみたければ、天候が安定する時期を選択した上で、鹿林山頂上付近に午前九時頃までに到着することを推奨する。尚、麟趾山頂上に最初に立ってもいいが、新高山(主峰)は殆ど新高西山(西峰)に隠されてしまうので、鹿林山まで足を延ばすか、さもなくば鹿林山への登山のみに絞った方がいいかもしれない。>(メルマガ「台湾の声」2008年1月2日掲載分の一部を改編:終わり)

(その他、本「玉山古道」記事を書くに当り以下の書籍等を参考にした)
「阿里山森林鉄道、1912−1999、景観編」蘇昭旭著、人人月暦股份有限公司、2001年5月初版一刷
「台湾聖山完全保存版 玉山」台湾山岳文化事業股份有限公司・玉山国家公園管理処共同出版、2004年12月初版
ラベル:玉山 新高山
posted by 玉山 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 玉山古道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック