2023年04月01日
美濃古道−2:美濃古道(2)
【写真説明】美濃古道南端へのアクセスは、月光山隧道南側出入口付近から西側に開鑿された産業道路を辿ることになる。美濃第四公墓とナンバリングされた共同墓地の中に在る。上段左写真は、市道181号線となる月光山トンネル南側出入口と、古道南端に至る産業道路との分岐点。中央写真は、古道南端地点に鎮座する土地公、この裏に土地公に参る人々の為に設けられたベンチがあり、その脇にて正真正銘の美濃古道出入口に迎えられる。そこには、下段左写真に写る二基の指導標残骸が置かれていた。左側には「美濃百年越嶺古道登山口」、右側には「美濃古道莿桐坑登山口」の表記が見える。中央写真は、古道登山口より入り込んだ所で振り返り登山口側の古道状況を撮影、右写真は同地点の進行方向側の古道状況。2019年10月時点でさえも美濃古道へのアクセス密度は低いものだった。筆者はそれ故興奮したのだ。(続く)
2023年04月15日
美濃古道−3:美濃古道(3)
【写真説明】初回のトライアルだったので、月光山−霊山縦走路に出会うまでは長く難儀な登山を強いられたと云う感が強かったが、台湾ネット内で提供されているGPX情報に依ると、月光山トンネルの南北端を結ぶ古道部分総延長は約3`程度しかない。ここに掲載した写真上段は、古道景観、基本赤ペンキの矢印が、中段左・中写真のような純手製マーカーと共にハイカーを誘う。中段右写真は、月霊縦走路から美濃越嶺道北側の高雄市杉林区の眺望。掲載写真下段は縦走路越嶺点付近の景観。但し、実際の越嶺点は縦走路をもう少し西側に辿る必要があり、その知見を持ち合わせていなかった為、月光山トンネル北側出入口に到る下降ルートを見付けられず。そのまま辿って来たばかりの未整備状態の古道を折り返すのは体力的に負荷が大きいと誤判断、月霊縦走路を月光山方面へ辿り駐車地に戻って来たが、6時間を超す歩行となり疲労困憊、そのまま折り返していれば恐らくその半分以下の時間で済んだはずだ。(終り)
2023年04月29日
美濃古道−4:月霊旗縦走(1)−旗尾山
【写真説明】先ずは月霊旗縦走路西端の旗尾山第一登山口の風景写真を掲載することにしていたのだが、幾ら探しても見付からない。その登山口からいきなりハイカーを興奮させてくれる登山道風景と情況が連続する。二つのピークと各々の三角点に出遭えるのは申し分無し。その先で第二登山口からの登山道が出遭う部分の森の様相は格別だ。左写真は、第二登山口から登り始め、第一登山口からの主脈登山道との出遭い直下で撮影。同写真に写る大木は、(筆者の記憶が正しければ)マンゴーの栽培木である。中央写真は上記の三叉路の風景、主脈登山道が三叉路を過ぎた辺りでの撮影。三枚とも2019年10月6日撮影。
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