2014年01月04日
淡蘭古道−6
【写真説明】太平洋に面する台湾鉄路宜蘭線大里駅の、省道2号線を隔てて向かい側に位置する大里ビジターセンターからその太平洋を望む。同写真奥の大きな島影は、陽蘭八景の一つ、亀山島。中央写真は広い駐車場と遊楽客用施設を備えてはいるが、実質草嶺古道の啓蒙施設であり且つ現代の古道の入口そのものである大里ビジターセンター正面。右写真は、同センター内にある古道入口。
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2014年01月11日
淡蘭古道−7
【写真説明】草嶺古道南側入口、大里ビジターセンターから古道最高点の文字通り草嶺に辿り着くまでに二つのマイルストーンがある。一つは左写真の護管所、そこから古道最高点を望んだ。もう一つは、中央写真、現地の案内板には「客桟遺址」と説明があるが、日本風に言うと、宿場、現代人は草嶺古道を歩き通す時、登山と言いかねないが、日本時代この古道は実は幹線道路だったのだ。右写真は、古道南段の一風景。下掲右写真は古道最高点から宜蘭県頭城鎮大里漁港方面、つまり太平洋岸の俯瞰。中央写真は同じ古道最高点付近から同古道北側を望む。右写真は古道北段をかなり下った辺りにひっそりと佇むベンチ。
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2014年01月18日
淡蘭古道−8
【写真説明】雄(オス)・雌(メス)の番(つがい)の二文字が現存する台湾鎮総兵劉明燈揮毫に依る「虎字碑」。草嶺古道上の人文景観を代表する遺物。。。雌字碑は草嶺古道最高点北側下に左写真のような状態で現存、中央写真はその拡大、雄字の方は元々は現在の北宜公路(省道9号線)の最高点付近にあり現在はレプリカが現地にある。実物は新台市坪林区市街地内にある茶業博物館庭に移設されており、右写真はその拡大。下掲左写真は、大里ビジターセンター内にある番のレプリカ。同右写真は、草嶺古道北側下段に位置する、巨大な蟹の甲羅を連想させる巨岩に刻まれた同じ劉明燈揮毫の「雄鎮蠻煙」碑。
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2014年01月25日
淡蘭古道−9
【写真説明】現在、亀山島への唯一の渡航港は宜蘭県頭城鎮烏石港。左、並びに中央写真は我々の乗ったフェリー「宏棋号」の船内、船上の様子。右写真は、フェリー・デッキ越しに見る亀山島。下掲載左写真は烏石港とその構内にある蘭陽博物館(対岸の建築群)、右写真は亀山島北埠頭。居住、商業活動が禁じられて久しいので、台湾本土から僅かに十キロ程度なのだが、実に綺麗な海岸だ。
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